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J-GLOBAL ID：201202257307651961   整理番号：12A1240948

FH535によるタバコの煙凝縮物の細胞毒性増強はβ-カテニン及びEGR-1の情報伝達の変化と関連する

FH535 Potentiation of Cigarette Smoke Condensate Cytotoxicity is Associated With Changes in β-Catenin and EGR-I Signaling

著者 (1件)： POLK William W. (Lorillard Tobacco Co., NC, USA)
資料名： International Journal of Toxicology  (International Journal of Toxicology)
巻： 31  号： 4  ページ： 380-389  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： E0809D  ISSN： 1091-5818  CODEN： IJTOFN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気管支上皮細胞株BEAS-2Bを用いて,タバコの煙凝縮物(CSC)の単独あるいはβ-カテニン阻害剤FH535との組合せによる短期及び長期曝露の分化転換潜在能について,細胞形態学,転写物発現,蛋白質発現及び蛋白質局在の観点から調べた。形態学,β-カテニンの転座,E-カドヘリン発現,メタロプロテアーゼ発現及びフィブロネクチンの変化が上皮から間葉への遷移(EMT)の分子的あるいは生理学的証拠とは無関係に起こった。FH535により,CSC誘発性細胞毒性が増加し,β-カテニン発現が減少したが,FH535の影響は,β-カテニン経路に限局されることなく,初期成長応答蛋白質1(EGR-1)標的遺伝子,フィブロネクチン,ホスファターゼ及びテンシン同族体の発現も阻害したが,EGR-1の核内蓄積には無影響であった。

シソーラス用語： *エアロゾル ,  物質 ,  *細胞毒性 ,  カテニン ,  転写因子 ,  DNA結合タンパク質 ,  *細胞情報伝達 ,  作用機序
準シソーラス用語： EGR1 ,  βカテニン ,  *たばこの煙 ,  凝縮物

分類 (3件)： 人間に対する影響  (EE05050C) ,  たばこ  (FJ07000D) ,  毒性学一般  (GZ01000K)

タイトルに関連する用語 (7件)： タバコの煙 ,  凝縮物 ,  細胞毒性 ,  増強 ,  β-カテニン ,  Egr-1 ,  情報伝達