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J-GLOBAL ID:201202257348274994   整理番号:12A0806952

円周表面欠陥を持つ真っ直ぐなパイプへの試験片J-R曲線の移動可能性

Transferability of specimen J-R curve to straight pipe with circumferential surface flaw
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 476-487  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: H0708A  ISSN: 8756-758X  CODEN: FFESEY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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J-R曲線(延性亀裂進展抵抗曲線)は,残存するリガメントの亀裂先端前の拘束レベルに非常に依存する。初期の研究では,3点曲げ(TPB)試験片からのJ-R曲線を,円周の壁貫通亀裂を持つ真っ直ぐなパイプに移動可能であることを示した。本論文では,TPB試験片から円周表面亀裂を持つパイプへのJ-R曲線の移動可能性を調べた。3D有限要素解析を,表面亀裂したパイプとTPB試験片で行い,亀裂開始荷重も表面亀裂したパイプで予測し,実験結果と比較した。破壊試験を,10MPaの一定内圧と単調に増加する4点曲げモーメント荷重を受ける外面に部分貫入亀裂を持つ16インチ径のパイプ円周表面亀裂を持つ16インチ径と,同じ配管材料(SA333Gr6鋼)から加工したTPB試験片で行った。荷重対荷重線変位と荷重対亀裂開口変位などの実験結果は,表面亀裂持つTPB試験片と加圧したパイプの有限要素解析結果と良く一致した。亀裂駆動力(J積分)による有効亀裂開始靱性に基づき,有限要素解析から予測した亀裂開始荷重を,パイプの実験結果と比較し,かなり良く一致した。表面亀裂した16インチパイプのJ-R曲線は,同じ材料のTPB試験片よりかなり高かった。従って,TPB試験片の試験で得られたJ-R曲線を,表面亀裂したパイプに直接移動できない。移行可能性問題を,応力3軸性の状況で調べた。TPB試験片が,表面亀裂を持つパイプより亀裂先端前に残留するリガメントに高い拘束レベルを持つことがわかった。応力3軸性に及ぼす圧力の影響を,パイプで調べた。応力3軸性は,曲げモーメントによる10MPaの追加内圧の適用により,それほど影響を受けないことがわかった。応力3軸性を,破壊靱性特性の移行可能性問題を評価するための定性的パラメータとして確立した。
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分類 (2件):
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材料試験  ,  金属材料 
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