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J-GLOBAL ID:201202257507164968   整理番号:12A0025233

アルカリコメットアッセイと小核試験によるV79細胞でのロキサルソンの遺伝毒性の査定

Assessing the genotoxic potentials of roxarsone in V79 cells using the alkaline Comet assay and micronucleus test
著者 (4件):
資料名:
巻: 741  号: 1-2  ページ: 65-69  発行年: 2012年01月24日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近までロキサルソンのin vitroあるいはin vivoでの遺伝毒性についての知識は限られていた。本研究では,ロキサルソンの遺伝毒性をin vitro系で査定した。V29細胞に対するロキサルソンの潜在的遺伝毒性を,細胞を3-48時間ロキサルソン(1-500μM)および亜ヒ酸ナトリウム(NaAsO2,20μM)に曝してコメットアッセイと小核試験(MN)により調べた。ロキサルソンは,細胞生存性を評価するために市販細胞計算キット(CCK-8)で査定したとき細胞毒性があり,DNA損傷を査定するのに用いたコメットアッセイと小核試験で中程度に遺伝毒性があることが分かった。コメット計量(パーセントTDNA,TL,TM)はPBSコントロールと比べてロキサルソン処理サンプルで時間および濃度依存的に有意に増加した,一方,20μM NaAsO2処理サンプルのデータは500μM ロキサルソン処理サンプルに匹敵した。ロキサルソン処理V79細胞のMN頻度はネガティブコントロールよりも高かったが,20μM NaAsO2処理細胞の頻度よりも低かった。MN誘導における用量および時間依存性応答は,10,50,100,500μM用量のロキサルソンで12-48時間曝露した後に観察された。500μM ロキサルソンで処理したV79細胞のDNA損傷は,20μM NaAsO2に曝した細胞と同じであった。細胞取込はロキサルソンによって誘発されたDNA損傷と関係していた。本研究はV79細胞に対するロキサルソンの遺伝毒性を示し,ロキサルソンの遺伝毒性に関する研究の更なる進歩につながる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  細胞生理一般  ,  化学物質の毒性一般 

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