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J-GLOBAL ID:201202257507235920   整理番号:12A0138686

好中球の接着と,Gタンパク質共役受容体シグナリングにより誘導される運動性に対する輸送体タンパク質リガンドの作用

Actions of translocator protein ligands on neutrophil adhesion and motility induced by G-protein coupled receptor signaling
著者 (8件):
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巻: 417  号:ページ: 918-923  発行年: 2012年01月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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末梢ベンゾジアゼピン受容体(PBR)としても知られる18kDa輸送体タンパク質(TSPO)は,異なる細胞型でミトコンドリア外膜から内膜へのコレステロールやアニオンの輸送を仲介する。最近の証拠は炎症プロセスの発達におけるTSPOの潜在的な役割を示しているが,関与する機構は解明されていない。本研究は,Gタンパク質共役受容体(GPCR)のアゴニストであるN-ホルミルメチオニル-ロイシル-フェニルアラニンペプチド(fMLP)により促進される好中球の動員に関する,特異的TSPOリガンドであるイソキノリンカルボキサミドPK11195とベンゾジアゼピンRo5-4864の能力を調べた。Ro5-4864により前処理はin vivoで腸間膜後毛細管小静脈におけるfMLPが誘導する白血球-内皮細胞相互作用を抑止した。さらに,in vitroでのRo5-4864処理はfMLPが誘導する,(i)好中球細胞表面上でのL-セレクチン分断とPECAM-1の過剰発現,(ii)好中球の化学走性,そして(iii)細胞内カルシウムカチオン(iCa2+)の増強,を阻止した。興味深いことに,後ろの2つの効果はPK11195による細胞の処理により増強された。fMLPが刺激する好中球に対するRo5-4864の効果がPK11195により同時処理により復帰した。このことはアロステリックなアゴニスト/アンタゴニストの関連を示唆する。併せて,これらのデータはGPCRにより誘導される好中球の接着と歩行運動の経路の調整因子としてTSPOを強調し,TSPOの作用と自然炎症反応の開始を結びつける。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  細胞構成体の機能 
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