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J-GLOBAL ID:201202257558565126   整理番号:12A0363261

DHA合成への性別の影響:ラット肝臓の低食餌性α-リノレン酸への反応は雌性の高ω3Δ4-不飽和化指標を証明する

Influence of gender on DHA synthesis: the response of rat liver to low dietary α-linolenic acid evidences higher ω3 Δ4-desaturation index in females
著者 (8件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 199-209  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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α-リノレン酸(ALA)のドコサヘキサエン酸(DHA)への変換率を食餌性及び非食餌性因子により測定した。DHA合成の高い能力が雌で証明されていることから,性因子が変換経路に影響することが示唆される。DHA合成の性差がどの程度栄養処置に依存するかを調べるために,十分又は不十分量のALAを与えた雌雄ラットのω3Δ4-不飽和化指標を測定した。ω3Δ4-不飽和化指標は肝臓リン脂質のDHA:ドコサペンタエン酸(ω3DPA)比から求めた。ω3欠乏母から生まれた雌雄ラットに低,不十分,中間,十分量のALA(それぞれ5,20,100,300mgALA/100g飼料)を与えた。雌雄の対照ラットは胎児期から十分飼料を与えた。対照群に比べて低ALA群では雌雄のホスファチジルエタノールアミン画分のω3Δ4-不飽和化指標はそれぞれ38%,70%増加し,雌のみホスファチジルコリンで67%増加した。ALA用量の増加に伴ってこの性差が次第に少なくなった。さらに著者らの以前の研究データ分析から,同じ飼料の雄,無処理の雌と比較すると,ω3指標は卵巣切除により減少し,エストラジオール処理により増加することが分かっている。雌ではω3Δ4不飽和化指標が雄よりも増加しやすく,これは低ALA補給に対して顕著である。エストラジオールはω3指標を支援することから,このホルモンはDHA合成に対する性差に関与することが示唆された。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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脂質の代謝と栄養 
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