文献

J-GLOBAL ID：201202257562139352   整理番号：12A0438991

長距離バスで粒子状物質に曝される運転者と乗客のための超過死亡の定量的評価

Quantitative estimation of excess mortality for drivers and passengers exposed to particulate matters in long-distance buses

著者 (6件)： CHIO Chia-pin (Dep. of Bioenvironmental Systems Engineering, National Taiwan Univ., Taipei 10617, Taiwan, TWN) ,  CHENG Yi-hsien (Dep. of Bioenvironmental Systems Engineering, National Taiwan Univ., Taipei 10617, Taiwan, TWN) ,  LING Min-pei (Dep. of Health Risk Management, China Medical Univ., Taichung 40402, Taiwan, TWN) ,  CHEN Szu-chieh (Dep. of Public Health, Chung Shan Medical Univ., Taichung 40201, Taiwan, TWN) ,  CHEN Szu-chieh (Dep. of Family and Community Medicine, Chung Shan Medical Univ. Hospital, Taichung 40201, Taiwan, TWN) ,  LIAO Chung-min (Dep. of Bioenvironmental Systems Engineering, National Taiwan Univ., Taipei 10617, Taiwan, TWN)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 51  ページ： 260-267  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,吸入した粒子状物質(PM)濃度と長い運転時間の観点から長距離バスにおける運転者/乗客のための定量的に超過死亡を推定することであった。この研究では,長距離バスにおける積算運転時間アプローチの曲線下面積(AUC)と,変動PM曝露を推定するために予測した単一パルスPM濃度を使用した。異なるピーク関数は台湾における以前の研究から採用されたユニークな変動のPMデータセットに合わせて使用された。ガンマ分布が2.9%と11.7%のPM2.5とPM10の変動係数(CV)の最小値と最も良い適合性能を有することを示した。結果はまた,近似正規分布からPM2.5(5.3%)とPM10(14.0%)に対する予測CV値は,元のデータセットと比べても一致していることを示した。長期のPM曝露下の運転者と短期的曝露の乗客のPM2.5関連超過死亡を推定した。さらに,提案モデルにおける超過死亡推定値の四分位範囲は,元のデータセットの2.5から5.6分の1であった。AUCを基にしたモデルが,PM曝露推定値のばらつきを低減し,それによって交通関連の大気汚染物質に起因する将来の超過死亡のリスク推定を改善するためのより正確な値を提供すると結論づけた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 運転者 ,  乗客 ,  死 ,  台湾 ,  浮遊粒子状物質 ,  *粒状物汚染 ,  *健康被害 ,  *リスク評価 ,  予測モデル ,  汚染源 ,  数学モデル ,  *バス輸送 ,  PM10 ,  PM2.5
準シソーラス用語： 超過死亡 ,  長距離バス

分類 (2件)： 健康被害  (SB03070P) ,  産業衛生,産業災害  (GB05000S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 長距離バス ,  粒子状物質 ,  乗客 ,  超過死亡 ,  定量的評価