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J-GLOBAL ID：201202257620535271   整理番号：12A1672979

トマト茎葉残渣のペレット成型条件および燃焼基礎特性調査

Study of Pelletizing Tomato Stem and Leaf Waste and the Basic Combustion Characteristics of the Pellets

著者 (5件)： 佐藤佳奈美 (明治大学大学院農学研究科) ,  宮下達也 (カゴメ(株)総合研究所) ,  稲熊隆博 (カゴメ(株)総合研究所) ,  早田保義 (明治大学農学部) ,  池浦博美 (明治大学農学部)
資料名： 廃棄物資源循環学会論文誌  (Journal of the Japan Society of Material Cycles and Waste Management)
巻： 23  号： 4  ページ： 192-198 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L1596A  ISSN： 1883-5856  CODEN： HSJGCW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究ではトマト果実収穫後の茎葉残渣の燃料用ペレット化を目的として,原料含水率測定,燃焼試験,発熱量測定および排出ガス成分分析を行った。トマト茎葉残渣は含水率11%に調整すると,含水率8%のトマトペレットが成型可能であった。成型したトマトペレットの燃焼試験を行ったところ,単体燃焼時では灰が蓄積しペレットストーブの持続運転が困難となったが,木質ペレットにトマトペレットを20%混合して燃焼することで持続運転が可能となった。また,20%混合トマトペレットの低位発熱量は,木質ペレット単体の低位発熱量約17.1MJ/kgと同程度の値を示し,これらの結果から,トマトペレットは木質ペレットに20%混合すれば燃料として利用が可能であることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *作物残渣 ,  トマト ,  *廃棄物燃料 ,  生物燃料 ,  バイオマス ,  資源再生 ,  リサイクル ,  *燃焼試験 ,  *燃料ペレット ,  ペレタイジング ,  固体燃料 ,  茎 ,  葉 ,  品質検査 ,  発生気体分析 ,  温室効果ガス ,  地球温暖化 ,  発熱量 ,  利用 ,  再利用

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  燃焼一般  (XE04010W)

引用文献 (25件)：

• 1) (社)エネルギー学会:バイオマスハンドブック,pp.2-6 (2006)
• 2) B. Hillring and J. Vinterback : Wood Pellets in the Swedish Residential Market, Forest Products Journal, Vol.48, pp.67-72 (1998)
• 3) M. Selkimaeki, B.M. Yudego, D. Roeser, R. Prinz and L. Sikanen : Present and Future Trends in Pellet Markets, Raw Materials, and Supply Logistics in Sweden and Finland, Renewable and Sustainable Energy Reviews, Vol.14, No.9, pp.3068-3075 (2010)
• 4) J. Kjaellstrand and M. Olsson : Chimney Emissions from Small-scale Burning of Pellets and Fuelwood−Examples Referring to Different Combustion Appliances, Biomass and Bioenergy, Vol.27, No.6, pp.557-561 (2004)
• 5) 小島康夫:木質バイオマスの動向と今後の展開,新潟大学農学部研究報告,第61巻,第2号,pp.119-126 (2009)

タイトルに関連する用語 (8件)： トマト ,  茎葉 ,  残渣 ,  ペレット ,  成型 ,  燃焼 ,  基礎 ,  特性調査