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J-GLOBAL ID：201202257713451701   整理番号：12A0636671

クロモソームおよび紡錘体極由来シグナルは紡錘体位置ならびに配置に関する固有コードを生成させる

Chromosome- and spindle-pole-derived signals generate an intrinsic code for spindle position and orientation

著者 (2件)： KIYOMITSU Tomomi (Whitehead Inst., Massachusetts, USA) ,  CHEESEMAN Iain M. (Whitehead Inst., Massachusetts, USA)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 14  号： 3  ページ： 311-317  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト細胞における皮質力生成が紡錘体極由来シグナルとクロモソーム由来シグナルとで別個に制御されていることを示した。これらのシグナルは細胞質のダイニンの局在を制御しているものである。ダイニンは動的な非対称性皮質局在を示し,それは紡錘体極により負に調節されており,結果として紡錘体の振動により細胞内の中心に紡錘体を持ってくる。このシグナルは紡錘体極局在性ポロ様キナーゼ(Plk1)を含んでおり,ダイニンとダイナクチンとの間の相互作用を調節することによりダイニンの局在性とその上流にある皮質ターゲッティング因子NuMAおよびLGNとを制御している。また,クロモソーム由来RanGTP勾配がNuMA-LGNの局在位置をラテラル細胞皮質へと限定しており,それが配置紡錘体の維持に寄与している。クロモソームおよび紡錘体極由来の勾配が,紡錘体位置および配向を調節する固有暗号を作り出していると考えられる。

シソーラス用語： 染色体 ,  *ダイニン ,  *微小管関連タンパク質 ,  細胞情報伝達 ,  GTP結合タンパク質 ,  タンパク質 ,  *紡錘体 ,  分子間相互作用 ,  細胞内分布
準シソーラス用語： Plk1 ,  Ran G蛋白質 ,  *ダイナクチン ,  細胞極性 ,  *紡錘体極 ,  蛋白質相互作用 ,  細胞内局在

分類 (2件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： クロモソーム ,  紡錘体極 ,  シグナル ,  紡錘体 ,  固有