文献
J-GLOBAL ID:201202257733474716   整理番号:12A1573203

二酸化チタンナノ粒子への短期in vivo暴露後のDreissena polymorphaの血球応答:予備調査

Hemocyte responses of Dreissena polymorpha following a short-term in vivo exposure to titanium dioxide nanoparticles: Preliminary investigations
著者 (9件):
資料名:
巻: 438  ページ: 490-497  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チタン系ナノ粒子の広範な使用とその環境放出は,淡水生態系内の水生生物に重大なリスクをもたらす可能性がある。二枚貝軟体動物のような懸濁物食動物の無脊椎動物は,ナノ粒子の毒性に関するユニークな標的グループを代表する。本研究の目的は,二酸化チタンのナノ粒子(TiO2 NP)へのin vivo暴露後のDreissena polymorphaの血球の短期的応答を調査することであった。この目的のために,淡水イガイを24時間0.1,1,5,および25mg/Lの濃度で,P25 TiO2 NPに暴露した。暴露したイガイから抽出した血球中の,ERK 1/2とp38の生存率,食作用活性,およびマイトゲン活性化たんぱく質キナーゼ(MAPK)のリン酸化レベルを,コントロール検体からのものと比較した。結果は,0.1と1mg/LでのTiO2 NPへの暴露後に,食作用活性の抑制を示した。それほど顕著ではないが,高濃度のNPに関して同様の傾向を報告した。透過型電子顕微鏡は,Dreissena polymorphaの血球へのTiO2 NPの細胞内移行を初めて示した。また,NPへの暴露はすべての処理において,ERK 1/2のリン酸化レベルを増加させた。p38のリン酸化レベルに関して,5と25mg/LのNPへの暴露のみが,コントロールと比較して有意なp38活性化を誘導した。最後に,環境的に関連性のある濃度で観察されたこれらの短期的な影響は,水生環境へのナノ粒子の放出の生態毒性評価に関する,さらなる研究の必要性を強調した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  金属及び金属化合物の毒性 

前のページに戻る