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J-GLOBAL ID:201202257766399299   整理番号:12A0545092

G付PAS並びに高圧CVケーブルにおける絶縁劣化統計と予防保全 6 劣化の進展モード分析

資料名:
巻: 32  号:ページ: 196-202  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: G0947B  ISSN: 0910-0350  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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今回FMECA手法を用いてPASの部材別に考えられる劣化モード(故障の現れ方)をすべて洗い出し,劣化を進展させる要因,構成部材への影響(低下する機能)を検討した。それぞれの部材について「影響度」,「発生頻度」,「苛酷度」,「危険検出度」を評価し,FMECA手法の手順に従い「致命度」と「危険優先度」を求め,PASの信頼性を評価した。その結果,本体については「外箱の腐食」,制御回路については電源回路の「電解コンデンサ」が致命度,危険優先度共に最も留意すべき劣化様相となった。CVケーブルの経年劣化の進展モードの分析結果では危険優先度が突出している劣化モードは二層同時押出し製法による「水トリー」であった。三層(内部導電層,絶縁層,外部導電層)同時押出しについては,水トリーに対する危険優先度は低く,高信頼度であることが確かめられた。高圧ケーブルの場合は外観点検や簡易測定等で構成部材の劣化・故障モードを判定することは困難であった。高圧CVケーブルの故障原因の多くが水トリー劣化で占められていることを考慮すると,水トリー検出が重要なポイントといえる。高圧CVケーブルの健全性を確認する劣化診断技術としては橋絡水トリーを検出する技術が重要である。
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分類 (2件):
分類
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設備管理  ,  開閉装置 
引用文献 (9件):
  • 電気協同研究第43 巻第2 号:「配電機材劣化診断技術」(1987)
  • 小野寺勝重:「実践FTA手法」日科技連出版社(2005)
  • 小野寺勝重:「実践FMEA手法」日科技連出版社(2008)
  • JIS Z 8115:「ディペンダビリティ(信頼性)用語(2000)
  • 日本電線工業会規格:「6 600V架橋ポリエチレンケーブル(3 層押出型)JCS4395:1991」(1991)
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