文献

J-GLOBAL ID：201202257785101934   整理番号：12A0703760

A型肝炎ウイルスの3Cプロテアーゼへのヘキサヌクレオチドの機能的結合

Functional binding of hexanucleotides to 3C protease of hepatitis A virus

著者 (8件)： BLAUM Baerbel S. (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  WUENSCHE Winfried (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  BENIE Andrew J. (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  KUSOV Yuri (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  PETERS Hannelore (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  GAUSS-MUELLER Verena (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  PETERS Thomas (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU) ,  SCZAKIEL Georg (Univ. Luebeck, Luebeck, DEU)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 40  号： 7  ページ： 3042-3055  発行年： 2012年04月16日 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： A型肝炎ウイルスの3Cプロテアーゼに特異的に結合するヘキサヌクレオチドを同定した。3Cプロテアーゼ阻害剤として,ヘキサヌクレオチド5′-GGGGGT-3′(G5T)をin vitro阻害アッセイにより同定した。1H-NMRを用いて,G5Tは最少アプタマーと考えられるG-四重螺旋を形成することが見出された。HSQC実験により,G5Tに対する結合部位はA型肝炎ウイルスの3CプロテアーゼのC末端βバレルにあった。推定上のウイルスRNA結合部位として以前に同定された高度に保存されたKFRDIモチーフははG5T結合部位の一部ではなく,G5TはウイルスRNAの結合に干渉しなかった。

シソーラス用語： *A型肝炎ウイルス ,  *プロテイナーゼ ,  *ヌクレオチド ,  プロテイナーゼ阻害剤 ,  in vitro実験 ,  陽子磁気共鳴 ,  核酸 ,  立体配座 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  結合部位 ,  末端基 ,  RNA【核酸】
準シソーラス用語： 1H-NMR ,  C末端 ,  G-四重螺旋 ,  HSQC ,  in vitro ,  アプタマー ,  ウイルスRNA ,  *プロテアーゼ ,  プロテアーゼ阻害剤

分類 (3件)： ウイルスの生化学  (EG04030F) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (3件)： A型肝炎ウイルス ,  プロテアーゼ ,  ヌクレオチド