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J-GLOBAL ID:201202257797079306   整理番号:12A1681522

角分散中性子回折バルク集合組織測定環境の構築と最適化

Establishment and Optimization of Angle Dispersive Neutron Diffraction Bulk Texture Measurement Environments
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号: 11  ページ: 1831-1836 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電子後方散乱回折やX線回折と異なり,中性子回折は貫通性が高く中性子ビームのスポットサイズが大きいために,直接バルクの集合組織を測定し,多相材料,粗大結晶粒材料および六方晶系金属,セラミックスや岩石を含む低対称材料の優先方位分布を容易に調べることが可能である。2つの角分散中性子回折計の集合組織測定技術環境を構築し,それぞれ最適化を行なって,温間プレスしたマグネシウム合金と多層多相鋼薄板のバルク集合組織を評価し,定量的にそれらの信頼性を検査した。適切なコリメーション角の選択による単管検出器付MUSASI-L中性子回折計によって,1次元位置感度検出器付RESA-2中性子回折計に対して同様な集合組織評価信頼性を達成することが可能であり,それらの両方を利用することによってさまざまな材料のバルク集合組織を直接測定できることが判る。加えて,熱中性子吸収の推定は,測定誤差約5~8%が許容範囲にあるならば,そのバルク集合組織を直接測定するために中性子吸収異方性の補正を行なわずに十分にコリメーションした均一な中性子ビームにそれを完全に照射せて,直径がその高さに等しい立方体サンプルあるいは円筒サンプルを採用してもよいことを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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金属組織観察法  ,  中性子回折法 
引用文献 (26件):
  • 1) A. D. Rollett: Texture Measurement and Analysis, ASM Handbook, 22B, Metals Process Simulation, (ASM International, 2010) pp. 92–99.
  • 2) H. R. Wenk and P. Van Houtte: Rep. Progress. Phys. 67 (2004) 1367–1428.
  • 3) H. G. Brokmeier: Physica B: Condensed Matter 385–386 (2006) 623–625.
  • 4) H. R. Wenk: Texture and Anisotropy, ed. by U. F. Kocks, C. N. Tome and H. R. Wenk, (Cambridge University Press, 1998) pp. 126–177.
  • 5) H. R. Wenk: J. Appl. Crystal. 24 (1991) 920–927.
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