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J-GLOBAL ID：201202257892305542   整理番号：12A0430376

レンズマメ凝集素のマウス腸内の糖新生酵素の遺伝子発現に及ぼす影響

Effects of Lens culinaris agglutinin on gene expression of gluconeogenic enzymes in the mouse intestine

著者 (8件)： PERVIN Monira (Univ. Shizuoka, Shizuoka, JPN) ,  PAENG Noriko (Univ. Shizuoka, Shizuoka, JPN) ,  YASUI Kensuke (Nisshin Pharma Inc., Saitama, JPN) ,  IMAI Shinjiro (Univ. Shizuoka, Shizuoka, JPN) ,  IMAI Shinjiro (Nisshin Seifun Group Inc., Saitama, JPN) ,  ISEMURA Mamoru (Univ. Shizuoka, Shizuoka, JPN) ,  YOKOGOSHI Hidehiko (Univ. Shizuoka, Shizuoka, JPN) ,  NAKAYAMA Tsutomu (Univ. Shizuoka, Shizuoka, JPN)
資料名： Journal of the Science of Food and Agriculture  (Journal of the Science of Food and Agriculture)
巻： 92  号： 4  ページ： 857-861  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： C0351A  ISSN： 0022-5142  CODEN： JSFAAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レクチンは,糖鎖に特異的に結合する蛋白質の総称であり,細胞凝集作用,有糸分裂,毒性,細胞成長阻害等,多様な生理活性を示す凝集素である。本研究は,マウス腸内糖新生酵素の遺伝子発現における日本レンズマメ凝集素の作用を調べた。その結果レクチンは定量リアルタイムRT-PCRにより,グルコース-6-ホスファターゼとホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼの遺伝子発現をアップレギュレートして,HNF1αとHNF4αの2つの転写制御因子の発現を促進した。ヒト結腸癌Caco2細胞においても,インシュリンと逆作用の働きをもつこれら酵素の遺伝子発現のアップレギュレーションを観察した。また,十二指腸内のHNF4α遺伝子発現をアップレギュレートした。レクチンは結腸直腸癌を促進する可能性を示しており,レンズマメ凝集素は健康に好ましくない作用があった。レンズマメ凝集素は熱に弱いので,十分な加熱調理が必要である。

シソーラス用語： *レンズマメ ,  *レクチン ,  グルコネオゲネシス ,  遺伝子発現 ,  マウス ,  雄性 ,  腸 ,  RT-PCR法 ,  *グルコースホスファターゼ ,  *ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ ,  アップレギュレーション ,  DNA結合タンパク質 ,  核構成タンパク質 ,  転写因子 ,  Caco2細胞 ,  胃内投与 ,  *グルコース-6-ホスファターゼ ,  肝細胞核因子1-α ,  肝細胞核因子4α ,  リアルタイムRT-PCR法 ,  分子遺伝現象 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： HNF-1α ,  HNF-4α ,  リアルタイムRT-PCR

分類 (3件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： メチルα-D-マンノシド

タイトルに関連する用語 (7件)： レンズマメ ,  凝集素 ,  マウス ,  腸 ,  糖新生 ,  酵素 ,  遺伝子発現