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J-GLOBAL ID：201202257919263561   整理番号：12A1751798

電流微分を用いたSPMSM位置センサレス制御の検証

Study of Position Sensorless Control of SPMSM Using the Current Derivative

著者 (3件)： 滝口昌司 (明電舎) ,  山本康弘 (明電舎) ,  小倉和也 (明電舎)
資料名： 電気学会半導体電力変換研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： SPC-12  号： 151-168  ページ： 43-48  発行年： 2012年11月10日 
JST資料番号： Z0921A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非突極モータに適用可能な零電圧ベクトル期間の電流微分値を検出し,速度起電力の推定を行うことにより低速域の磁極位置推定を可能としたセンサレス始動方法を提案し,実験により実証した。極性判定を誤って逆転しても自動復帰でき,デッドタイムの影響を受けずに起電力を計測することにより誤差の影響を低速まで抑制できる。磁極位置推定原理と電流微分検出法について述べた。センサレスベクトル速度制御の実験システムを示し,速度推定特性,始動および逆転特性,負荷変動特性を調べ,電流微分検出値を確認する実験を行った。0.02p.u.以上の速度で良好に磁極位置を推定できることを実証した。また,磁極の初期位置が不明でも始動できることを説明した。

シソーラス用語： 電流 ,  *同期電動機 ,  *PMモータ ,  *センサレス制御 ,  位置決め ,  *磁極 ,  *モータ制御 ,  電動機駆動 ,  駆動方式 ,  誤差 ,  電流測定 ,  ベクトル制御 ,  速度制御

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

引用文献 (4件)：

• (1) M. Janson, L. Harnefors, O. Wallmark, and M. Leksell : “Synchronization at Startup and Stable Rotation Reversal of Sensorless Nonsalient PMSM Drives”, IEEE Trans. IE, Vol.53, No.2, pp.379-387 (2006))
• (2)細萱悠児・久保田寿夫:「高周波成分を重畳しないIPMSMの磁極位置推定における零速度に関する考察」,平21年産業応用部門大会, 1-115,pp.1605-1606,(2009)
• (3) Reiko Raute, Cedric Caruana, Joseph Cilia, Cyril Spiteri Staines, Mark Sumner: EPE2007
• (4) L. Hamefors, M. Jansson, R. Ottersten, and K. Pietiläinen, “Unified sensorless vector control of synchronous and induction motors,” IEEE Trans. Ind. Electron., vol. 50, no. 1, pp. 153-160, Feb. 2003.

タイトルに関連する用語 (3件)： 微分 ,  センサレス制御 ,  検証