抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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遊星ローラスクリュー機構PRSMの故障原因の一つであるナットとローラの軸方向合体を推定する動力学モデルを開発した。この合体は平歯車とナット-ローラヘリカルギアのミスマッチで生じるナット-ローラ界面の滑りによる。製造誤差でピッチ円ミスマッチが生じ,荷重で機構が変形し,部品間接触半径が不正確になる。滑りが生じローラが合体する角度を導いた。ローラ合体はPRSM全体には影響しない。さらに,一般軌道機構,ナット-ローラ界面での面内滑り,およびナット-ローラ界面・スクリュー-ローラ界面での軸方向滑り速度も導いた。最後に,あるローラスクリューの寸法におけるピッチミスマッチの範囲を使った事例問題を開発し,軸方向合体と滑り速度を求めた。