文献
J-GLOBAL ID:201202257982510650   整理番号:12A0785424

ヒロハノウシノケグサ草原における土壌有機炭素分解の温度感受性と炭素品質

Carbon quality and the temperature sensitivity of soil organic carbon decomposition in a tallgrass prairie
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  ページ: 142-148  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
土壌有機炭素(SOC)分解の温度感受性は温暖化する世界における生態系炭素固定及び分解間の炭素(C)平衡の量的予測精度に影響を及ぼす。しかし,SOC品質に関してはSOC分解の温度感受性についてまだ合意形成されていない。酵素反応速度論の基本原理は分解の温度感受性がSOCの炭素質に強く関係することを示唆する。炭素質-温度仮説の検証実験を行った,土壌試料はヒロハノウシノケグサ草原の長期温暖化実験で収集した。実験室培養前の土壌試料は,対照(C),加温(W),圃場培養(FI)及び加温プラス圃場培養(WFI)で処理した。SOC分解速度は圃場培養下土壌で低下し,実験室培養時間に比例して減少すること示した。圃場加温及び圃場培養は最初の2つの実験室培養周期でSOC分解の温度感受性を増加させたが,分解が進行するにつれて処理効果が縮小した。これはおそらく難分解性炭素の関与が増加したことが理由であった。SOC質が低下するとQ 10値がますます高くなった。この関係性は,SOC品質の相違がSOC分解度の相違又はSOC化学の生来の相違に起因するかどうかにかかわらずに培養時間及び処理全体で維持された。SOC品質及びQ 10 値に及ぼす圃場加温及び圃場培養の処理効果は互いに負相関を示した。本研究結果は,低品質SOCの動力学が土壌における長期炭素蓄積に最も強い影響力を有していることを示唆する。加温に応じたSOC品質ポテンシャルの減少とその結果の種構成シフトは将来の気候変化に対するSOCの正のフィードバックを生じる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生物  ,  微生物に対する影響 

前のページに戻る