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J-GLOBAL ID：201202257995209282   整理番号：12A1774014

一般的な大気汚染物の化合物特異的同位体分析における試料の濃縮用吸着剤の検証

Validation of adsorbents for sample preconcentration in compound-specific isotope analysis of common vapor intrusion pollutants

著者 (4件)： KLISCH Monika (School of Geology and Geophysics, Univ. of Oklahoma, 100 E Boyd St, Suite 710, Norman, OK 73019, USA) ,  KUDER Tomasz (School of Geology and Geophysics, Univ. of Oklahoma, 100 E Boyd St, Suite 710, Norman, OK 73019, USA) ,  PHILP R. Paul (School of Geology and Geophysics, Univ. of Oklahoma, 100 E Boyd St, Suite 710, Norman, OK 73019, USA) ,  MCHUGH Thomas E. (GSI Environmental, Inc., 2211 Norfolk St, Suite 1000, Houston, TX 77098, USA)
資料名： Journal of Chromatography A  (Journal of Chromatography A)
巻： 1270  ページ： 20-27  発行年： 2012年12月28日 
JST資料番号： C0278B  ISSN： 0021-9673  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境中の揮発性有機化合物(VOCs)の同位体比は,汚染物の運命の研究でしばしば関心が持たれる。化合物特異的同位体分析(CSIA)のために,VOCsの吸着剤による予備濃縮-熱脱着を利用して環境気体試料が収集される。活性吸着剤試料が空気の大容量の扱いでロジスティックな有用性を与えるが,VOCs同位体の保存性能は通常の空気サンプリング条件に対応するサンプリング条件下でまだ試験されていない。本研究で,特定の吸着剤のトリクロロエタン(TCE)(CとClの同位体比の定量のため),テトラクロロエチレン(PCE)(CとCl),及びベンゼン(CとH)の予備濃縮の性能を調べた。本研究の重要な目的は,空気中にμg/m³の低濃度で存在する標的VOCsの予備濃縮を同位体比を顕著に変化させずに可能にする吸着剤を決定することである。Carboxen 1016が,調べた広範囲のパラメーターに対してうまく機能することが見出された。Carboxen 1016が,最大で100Lの空気からCSIA用のTCE,PCE,及びベンゼンのサンプリングに推奨される。同位体比の変化が,Carbopack BとCarbopack Xによる標的VOCsの予備濃縮で吸着剤層のブレイクスルーと不完全な脱着による検体の部分的な損失に起因して観察された。Carbopack BとCarbopack Xの試験の結果は,実際の試料収集条件を完全に代表する条件での性能の検証の必要性,及び困難なサンプリング条件に対する性能データの外挿に対する注意を強調する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *大気汚染物質 ,  *同位体分析 ,  *吸着剤 ,  揮発性有機化合物 ,  同位体存在比 ,  *予備濃縮 ,  試料採取 ,  脂肪族塩素化合物 ,  オレフィン化合物 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： トリクロロエタン

分類 (2件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (2件)： テトラクロロエチレン ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (6件)： 大気汚染物 ,  同位体分析 ,  試料 ,  濃縮 ,  吸着剤 ,  検証