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J-GLOBAL ID：201202258001680816   整理番号：12A0924162

飛行船自動航行ソフトウェアの事例による設計段階でのスループット性能検証手法の評価

Throughput Performance Verification of Airship Autopilot Software: A Case Study for Evaluating Performance Verification of Software Design Model

著者 (2件)： 嘉戸彰 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  中田明夫 (広島市大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 23(SS2012 1-9)  ページ： 25-30  発行年： 2012年05月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 組込みシステム開発において,設計段階で厳しいリソース制約の下で性能要求を満たすか否かを判別するのは一般に困難である。このため我々は,タスク間の制御構造を記述したマルチタスクソフトウェアの設計モデル,および,プロセッサやバスなどのリソース情報から,指定したスループット要求を満たすか否かの検証を行う手法(スループット性能検証手法)を従来提案している。しかし,当該手法では検証にかかる計算量を抑えるため,タスク内部の詳細な振る舞いを捨象しており,検証結果と実装での性能との間に差異が生じる可能性がある。本研究では,ある程度の規模で構成され具体的な機能を実現しているソフトウェア設計事例として,飛行船自動航行ソフトウェアの設計事例を取り上げ,性能検証による性能見積もり結果と性能の実測値との間にどの程度差が生じるかを評価し,当該手法の有用性について評価検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： システム ,  *検証 ,  *スループット ,  UML【モデリング言語】 ,  飛行船 ,  *ソフトウェア ,  時間 ,  実験 ,  組込みシステム
準シソーラス用語： 実機実験 ,  実行時間 ,  *性能検証

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (9件)：

• HENZINGER, T. A. Embedded Systems Design Challenge. Proc. of 14th Int. Symp. on Formal Methods (FM 2006). 2006, 1-15
• 百々太市. プリエンティブスケジューリングによるリソースを共有する複数タスク動作仕様の性能検証. 組込みシステムシンポジウム(ESS2010)論文集. 2010, 107-112
• ESS ロボットチャレンジ実行委員会. ESSロボットチャレンジ競技概要. http://sigemb.jp/rc2011/sub/ESSroboto2011.pdf. 2011
• 株式会社オージス総研 オブジェクトの広場編集部. その場で使えるしっかり学べるUML2.0. 2006
• 倉田和哉. リソース制約を持つ複数タスク動作仕様におけるタイムバジェット最適化の一手法. 信学技報. 2011, SS2011-34

タイトルに関連する用語 (9件)： 飛行船 ,  航行 ,  ソフトウェア ,  設計 ,  段階 ,  スループット ,  性能検証 ,  手法 ,  評価