η<sup>7</sup>:η<sup>2</sup>架橋シクロヘプタトリエニル配位子を持つ滑りマルチデッカージルコニウム錯体

GLOECKNER Andreas; DANILIUC Constantin G.; FREYTAG Matthias; JONES Peter G.; TAMM Matthias

文献

J-GLOBAL ID：201202258055475959 整理番号：12A1070906

η⁷:η²架橋シクロヘプタトリエニル配位子を持つ滑りマルチデッカージルコニウム錯体

A slipped multi-decker zirconium complex with an η⁷:η²-bridging cycloheptatrienyl ligand

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資料名：
巻： 48 号： 52 ページ： 6598-6600 発行年： 2012年07月04日
JST資料番号： D0376B ISSN： 1359-7345 CODEN： CHCOFS 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

[(η⁷-C₇H₇)ZrCl(tmeda)](1)を出発物質として,塩メタセシス反応により,[(η⁷-C₇H₇)Zr{N(SiMe₃)₂}(thf)]を調製した。これは130°Cで昇華することにより,更に[(η⁷-C₇H₇)Zr{N(SiMe₃)₂}_nに変換することができた。X線回折により,結晶構造を調べたところ,分子構造は,亜鉛がシクロヘプタトリエニル配位子により,反対面⁷:η²架橋モードで結合したのもであった。この構造を用いることにより,tmedaやTFHのような安定化配位子を用いずに,シクロヘプタトリエニルジルコニウムフラグメントを酸塩基反応に提供できる可能性が考えられた。実際に,3をTHF-トルエン中で,Ph₃SiOHと反応させることにより,[(η⁷-C₇H₇)Zr(OSiPh₃)]₂を得ることができた。またPMe₃との反応により,[(η⁷-C₇H₇)Zr{N(SiMe₃)₂}(PMe₃)が得られた。

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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 , 第4族,第5族元素の錯体

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η7:η2架橋シクロヘプタトリエニル配位子を持つ滑りマルチデッカージルコニウム錯体

η⁷:η²架橋シクロヘプタトリエニル配位子を持つ滑りマルチデッカージルコニウム錯体