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J-GLOBAL ID：201202258107686929   整理番号：12A1012674

FeNi₃/(Ni_0.5Zn_0.5)Fe₂O₄ナノ複合材料の合成およびその高周波複素透磁率

Synthesis of FeNi₃/(Ni_0.5Zn_0.5)Fe₂O₄ nanocomposite and its high frequency complex permeability

著者 (4件)： LU Xuegang (Xi’an Jiaotong Univ.) ,  LIANG Gongying (Xi’an Jiaotong Univ.) ,  ZHANG Yumei (Xi’an Jiaotong Univ.) ,  ZHANG Wei (Xi’an Jiaotong Univ.)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 18  号： 1  ページ： 5 PP.  発行年： 2007年 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンモニア共沈フェライト被覆法と組合わせたヒドラジン還元を用いて,FeNi₃/(Ni_0.5Zn_0.5)Fe₂O₄ナノ複合粒子を合成するのに成功した。X線回折および透過電子顕微鏡分析により,面心立方構造FeNi₃ナノ粒子がスピネルNi-Znフェライトで被覆されたことが分かった。この複合材粒子は直径が約80~200nmでほぼ球形をしており,典型的な軟磁気特性を示した。この複合材料の飽和磁化(M_s)は伝統的なフェライトのものと比べてかなり改善されていた。フェライト含有量の増加と共に,渦電流損が効果的に抑圧され,複素透磁率の実部μ′が周波数にほとんど依存しない優れた高周波特性が観測された。複素透磁率の虚部μ′′は300MHz周波数以下で極端に低い値を維持した。遮断周波数f_rは約1GHzであると推定した。FeNi₃とNi_0.5Zn_0.5Fe₂O₄との比が1:1の場合にμ′は最高値13に到達した。その透磁率スペクトルでは二つのピークを観測した。これらはそれぞれFeNi₃およびNi-Znフェライトの強磁性共鳴によるものと思われる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  鉄含有合金 ,  *透磁率 ,  亜鉛化合物 ,  ニッケル化合物 ,  鉄酸塩 ,  共沈 ,  還元 ,  X線回折 ,  電子顕微鏡観察 ,  ナノ粒子 ,  飽和磁化 ,  渦電流損 ,  *強磁性共鳴 ,  周波数特性 ,  *ナノ複合材料
準シソーラス用語： *複素透磁率 ,  *ニッケル亜鉛フェライト ,  透過型電子顕微鏡法 ,  軟磁性 ,  高周波特性

分類 (2件)： 強磁性共鳴,反強磁性共鳴,フェリ磁性共鳴  (BM07030P) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノ複合材料 ,  高周波 ,  複素透磁率