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J-GLOBAL ID:201202258137616844   整理番号:12A1411438

H-FAU,H-MOR,H-ZSM-5及びH-ZSM-22におけるイソブテンプロトン化

Isobutene Protonation in H-FAU, H-MOR, H-ZSM-5, and H-ZSM-22
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 34  ページ: 18236-18249  発行年: 2012年08月30日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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H-FAU,H-MOR,H-ZSM-5及びH-ZSM-22の各ゼオライトを用いたイソブテンのプロトン化の反応速度と熱力学を300~800Kの温度範囲でPW91-D//PW91周期性密度汎関数法計算と統計熱力学を結合した方法により研究した。ゼオライトを用いた工業的反応温度範囲(500~800K)では,tert-ブチルカルベニウムイオンがtert-ブトキシより安定であることが分かった(H-MOR,H-ZSM-5及びH-ZSM-22)。化学吸着した中間体の標準Gibbs自由エネルギー的安定性にはいずれもエントロピー寄与がもっとも大きいことを示した。C-O共有結合形成を含まないことからtert-ブチルカルベニウムイオンの生成においてはエントロピー損失が少なく,その結果,tert-ブチルカルベニウムイオンの方がtert-ブトキシより高安定的であることを支持する。800Kでは,H-FAU,H-MOR及びH-ZSM-5の場合,tert-ブトキシへのプロトン化が,また,H-ZSM-22ではtert-ブチルカルベニウムイオンへのプロトン化がイソブトキシへのプロトン化より5~7桁速いことが分かった。4種類のゼオライトの中で活性化エネルギーがもっとも低いのはH-ZSM-22であった。
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分類 (2件):
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不均一系触媒反応  ,  合成鉱物 
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