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J-GLOBAL ID：201202258139056943   整理番号：12A0527645

ジアゾニウム官能化グラフェンのミクロ構造生成 グラフェン電子構造を変える有望な方法

Microstructure evolution of diazonium functionalized graphene: A potential approach to change graphene electronic structure

著者 (6件)： ZHU Huarui (Inst. High Energy Physics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  HUANG Ping (Inst. High Energy Physics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  JING Long (Inst. High Energy Physics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  ZUO Taisen (Inst. High Energy Physics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  ZHAO Yuliang (Inst. High Energy Physics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN) ,  GAO Xueyun (Inst. High Energy Physics, Chinese Acad. Sci., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 5  ページ： 2063-2068  発行年： 2012年02月07日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンシートの4-ニトロフェニルジアゾニウムによる官能化に成功した。AFM観察とDFTシミュレーションにより,ニトロフェニル基がグラフェン基底面の片側に垂直に共有結合することを示した。Dモードの二次元Raman写像と-NO₂Ramanピークにより,グラフェンの反応性は積層数の増加とともに減少し,グラフェンの中心より端や境界の方が反応性が高いことが分かった。高分解能TEMと制限視野電子回折研究により,官能化で格子が膨張し格子定数が元の約2倍の超格子構造となることが分かった。改質グラフェンの高速Fourier変換とDFT計算により,超格子構造を確認した。

シソーラス用語： *炭素材 ,  *ジアゾ化合物 ,  官能化 ,  微細構造 ,  原子間力顕微鏡 ,  密度汎関数法 ,  共有結合 ,  Ramanスペクトル ,  透過型電子顕微鏡 ,  制限視野回折 ,  膨張 ,  格子定数 ,  超格子 ,  Fourier変換 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： AFM【顕微鏡】 ,  TEM【顕微鏡】 ,  *グラフェンシート ,  ミクロ構造 ,  制限視野電子回折

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物  (CF05060O) ,  反応に及ぼす構造の効果  (CF02110Z)

物質索引 (1件)： 4-ニトロベンゼンジアゾニウム

タイトルに関連する用語 (4件)： 官能化 ,  グラフェン ,  構造生成 ,  電子構造