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J-GLOBAL ID:201202258150683208   整理番号:12A0230635

海洋クルマエビLitopenaeus vannameiの生存と脱皮に対するエンドスルファン曝露及びタウラ症候群ウイルス感染の影響

Effects of endosulfan exposure and Taura Syndrome Virus infection on the survival and molting of the marine penaeid shrimp, Litopenaeus vannamei
著者 (4件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 912-918  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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甲殻類の脱皮は,重要な内分泌調整生物プロセスで,成長と生殖に重要な役割を果たしている。多くの因子は,環境ストレス要因と病因物質を含む甲殻類の生理学的サイクルに影響する。例えば,エビのタウラ症候群ウイルス(TSV)の病理学は脱皮サイクルの密接な関係がある。同様に,一般的に使用されている農薬のエンドスルファンは,潜在的内分泌攪乱剤である。本研究は,農薬曝露とウイルス感染の間の相互関係及びエビの生理学と罹患率との相互作用を探究した。Litopenaeus vannamei(太平洋白エビ)を高用量のエンドスルファンとTSV(TSV-C,Belize参照株)にチャレンジ試験して,それぞれの中央致死濃度(LC<sub>50</sub>s)を定量した。96時間エンドスルファンLC<sub>50</sub>は5.32μgL<sup>-1</sup>で,一方7日TSVLC<sub>50</sub>は54.74mgL<sup>-1</sup>であった。続いて,これらそれぞれのLC<sub>50</sub>値を基に,亜致死性濃度のエンドスルファン(2μgL<sup>-1</sup>)とTSV(30mgL<sup>-1</sup>)を用いた20日間の相互作用実験は,有意な相互作用(p<0.05,χ<sup>2</sup>=5.29)と,従ってエビの罹患率を確認した。この結果,動物の脱皮段階を死と曝露の時の両方で死亡率と比較した。TSVにチャレンジ試験した動物では,脱皮段階と死亡率との間に強い相関性が見られなかった(p>0.05)。エンドスルファンに曝露した動物では,脱皮後段階の動物が急性毒性により敏感(p<0.05)であることを示した。TSVとエンドスルファンの両方に曝露した動物では,エンドスルファン関連ストレスの妨害が,TSV疾病サイクルの急性相中で脱皮後に高い罹患率の増加を生じた(p<0.05)。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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農薬  ,  動物に対する影響  ,  ウイルスによる動物の伝染病  ,  魚類以外の水産動物 
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