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J-GLOBAL ID:201202258154684586   整理番号:12A1603757

硫酸コレステロールはRORαの誘導を通じて正常ヒト表皮ケラチン産生細胞において皮膚障壁タンパク質フィラグリンの発現を誘導する

Cholesterol sulfate induces expression of the skin barrier protein filaggrin in normal human epidermal keratinocytes through induction of RORα
著者 (9件):
資料名:
巻: 428  号:ページ: 99-104  発行年: 2012年11月09日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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硫酸コレステロールはヒトの表皮において豊富であり,レチノイン酸受容体関連オーファン受容体α(RORα)の推定される自然のリガンドである。硫酸コレステロールの直接的結合はRORαを活性化することが期待されるが,硫酸コレステロールはRORαの発現も誘導し,RORα標的遺伝子の発現を増すことが出来る。硫酸コレステロールが,表皮の障壁タンパク質フィラグリン前駆体プロフィラグリンを,RORαに直接結合して誘導するのか,それともRORαの発現を増すことにより誘導するのかを調べた。RORαは正常ヒト表皮ケラチン産生細胞(NHEK)において発現し,ケラチン産生細胞分化の間,プロフィラグリンと,硫酸コレステロール生成を触媒するコレステロール硫酸基転移酵素と平行して,その発現は増した。外来の硫酸コレステロールはNHEKにおけるRORαとプロフィラグリンを共に有意に増す一方,RORαを小型干渉RNAによりノックダウンした細胞ではプロフィラグリンの発現に対する効果を示さなかった。外来RORαは用量依存的に,硫酸コレステロール非存在下でもプロフィラグリン遺伝子のプロモーター活性を増し,この反応にはアクチベータータンパク質-1が関与した。本結果は,硫酸コレステロールがRORαの発現を増すことによりフィラグリンの発現を誘導することを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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