抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
英国は二酸化炭素回収の技術で世界をリードしている。英国のFerrybridge二酸化炭素回収試験では従来の燃焼後回収技術を用いている。アミン吸収材を用い排ガスを充填塔で洗浄し二酸化炭素を吸収する。二酸化炭素を放出するために吸収材は別の塔で加熱され,吸収材は吸収塔に戻される。分離された二酸化炭素は最終的にはパイプラインにより地下の油及びガス層に送られる。本プロジェクトでは5MWの石炭焚発電所から排出される日量100トンの二酸化炭素を回収する。本プロジェクトの回収装置は英国の実際の発電所に組込まれた最初のデモンストレーションプラントであり,従来のパイロットプラントより2桁大きいプラントであり,本プラントは1日1トンの小型プラントと目標にしている大型プラント(1日約3000トン)の橋渡しをする大きさのプラントである。最近数週間における最初のホットコミッショニングにおいては,顕著な技術的問題は何ら発生しなかった。プラントは2年間に亘る試験を行う予定である。