文献
J-GLOBAL ID:201202258254792688   整理番号:12A1530540

テープ成形により調製したプロトン伝導性CaZr0.9In0.1O3-δセラミック膜

Proton conducting CaZr0.9In0.1O3-δ ceramic membrane prepared by tape casting
著者 (6件):
資料名:
巻: 225  ページ: 291-296  発行年: 2012年10月04日 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
CaZr0.9In0.1O3-δセラミックは,高化学安定性や機械的性質と組合せた水分や水素含有雰囲気下のプロトン伝導性に因り,水素検出応用向けの良い候補材料である。材料のオーム抵抗やプロトン拡散の経路長を減らし効率や動的応答を増やすため,テープ成形過程により均一で濃密なCaZr0.9In0.1O3-δセラミック膜を調製した。スラリーのレオロジー挙動および,グリーンテープや膜の特性化を実行した。溶媒としてのメチルエチルケトンやエタノール,分散剤としての1at.%トリエタノールアミン,可塑剤としてのポリエチレングリコールやフタル酸ジブチル,粘結剤(可塑剤:粘結剤=1.5:1)としての7wt%ポリビニルブチラールの共沸混合物のボールミル処理(5hr)により,スラリー中セラミック粉末の分散を最適化した。電気化学インピーダンススペクトロスコピーにより,空気と水素中のCaZr0.9In0.1O3-δ膜の電気特性を調べた。水素中のCaZr0.9In0.1O3-δでは,活性化エネルギー0.64eVと共にバルク伝導率1.3×10-3S・cm-1(900°C)を達成した。加えて,水素浸透実験では,CaZr0.9In0.1O3-δ膜が良好なプロトン伝導体であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  塩基,金属酸化物  ,  セラミック・磁器の性質  ,  固体中の拡散一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る