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J-GLOBAL ID:201202258271274909   整理番号:12A0521743

サーチュインのSIRT6は雄マウスの寿命を調節する

The sirtuin SIRT6 regulates lifespan in male mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 483  号: 7388  ページ: 218-221  発行年: 2012年03月08日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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20世紀の間にヒトの寿命は著しく延び,そのため我々は大きな医学的難題に直面している。これらの難題に対処するため,健康的な老化を決定する機構の理解と制御が必要である。サーチュインは,酵母,線虫およびショウジョウバエで寿命を調節することが示されている高度に保存されたデアセチラーゼである。しかし,最近,線虫およびハエの寿命の調節におけるサーチュインの役割については異論が出てきている。さらに,哺乳類の7種のサーチュインであるSIRT1からSIRT7(これらは酵母のサーチュインSir2のホモログである)の寿命調節における役割は解明されていない。本論文では,Sirt6を過剰発現するトランスジェニック雄マウスは野生型マウスよりも寿命が有意に長くなるが,雌マウスはそうではないことを示す。遺伝子発現解析から,Sirt6トランスジェニック雄マウスと野生型雄マウスの間には有意な差があることが明らかになった。つまり,トランスジェニック雄マウスのほうが,インスリン様増殖因子1(IGF1)の血清レベルが低く,IGF結合タンパク質1のレベルが高く,IGF1シグナル伝達(寿命を調節する主要な経路)の主要な構成要素のリン酸化レベルが変化していた。この研究は,サーチュインファミリーに属する因子によって哺乳類の寿命が調節されることを示しており,加齢に伴う疾患の治療に重要な意味を持つ。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (2件):
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老化と死  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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