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J-GLOBAL ID:201202258280641353   整理番号:12A1217229

ウシ血清アルブミン及びイブプロフェンを二重搭載したりん酸カルシウムナノ輸送体 容易な合成,順次薬剤供給及び持続薬剤放出

Calcium Phosphate Nanocarriers Dual-Loaded with Bovine Serum Albumin and Ibuprofen: Facile Synthesis, Sequential Drug Loading and Sustained Drug Release
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 1610-1615  発行年: 2012年 
JST資料番号: W1856A  ISSN: 1861-4728  CODEN: CAAJBI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ウシ血清アルブミン(BSA)及び疎水性薬剤イブプロフェン(IBU)を二重搭載したりん酸カルシウム(CP)ナノ運搬体から成る薬剤送達システム(ドラッグデリバリーシステム)の合成,薬剤搭載及び放出特性について調べた。りん酸カルシウムナノ運搬体におけるBSA及びIBUの順次搭載及びBSA及びIBUのin vitro同時放出を実現させた。この手法で,モデル蛋白質薬剤として用いたBSAをりん酸カルシウムナノ運搬体にその場カプセル封じさせた。次いで,典型的な疎水性薬剤IBUをBSA/CPドラッグデリバリーシステムに搭載させた。BSAはモデル蛋白質薬剤としてばかりでなくCPのモルフォロジーを調節できるソフト鋳型としても機能した。この様にして,IBU/BSA/CP二重ドラッグデリバリーシステムを形成させた。実験から,事前搭載BSAはりん酸カルシウムナノ運搬体の細胞毒性を低減させるばかりでなく,ナノ運搬体のIBU薬剤搭載能力を大幅に向上させ,然も薬剤放出期間を大きく延長させることが分かった。かくして,処方IBU/BSA/CP二重ドラッグデリバリーシステムは,高い薬剤搭載能力及びより長い持続薬剤放出機能を示した。IBU薬剤放出は800時間に達し,薬剤放出過程は基本的に拡散支配であった。このシステムは投薬用途に有望である。
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分類 (3件):
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塩  ,  医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 
物質索引 (1件):
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