文献
J-GLOBAL ID:201202258405543499   整理番号:12A0857881

ポリ(エチレンイミン)およびヒアルロン酸を用いた高分子遺伝子送達ベクターの作製

Engineering a Polymeric Gene Delivery Vector Based on Poly(ethylenimine) and Hyaluronic Acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1429-1437  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分岐ポリ(エチレンイミン)(bPEI)は非ウイルス性の遺伝子送達ベクターとして有用であるが,高密度の正電荷による細胞障害性が問題となっている。bPEIをヒアルロン酸と複合体を形成させることにより,bPEIの細胞障害性が軽減されることが報告されているが,細胞障害性や導入効率に及ぼす複合体のパラメーターについては良く分かっていない。本研究では,bPEI-ヒアルロン酸複合体(bPEI-HA)双性イオン遺伝子送達ベクターの有効性に対する,1級アミン,リガンドターゲティングおよび総電荷の効果について検討した。種々のbPEI-HAについて,ゼータ電位,細胞障害性および導入効率を評価し,これらのパラメーターの相対的重要性を調べた。ヒト間葉幹細胞における細胞障害性および導入効率に対しては,HAオリゴ糖の長さが最も大きな効果を示した。10糖の長さのHAを含むbPEIは,他の長さのHAを含むbPEIよりも高い導入効率と低い細胞障害性を示した。HAの分子レベルでの取り込みはゼータ電位に最も大きな効果を示したが,細胞障害性と導入効率の両方に対して大きな効果を示さなかった。以上より,双性イオン性高分子遺伝子送達ベクターの作製における調節可能な設計基準の相対的重要性が示され,bPEI-HA遺伝子送達ベクターの設計に関する有用な特異的情報が得られた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
製剤一般  ,  遺伝子操作 

前のページに戻る