食品排水の処理技術と展望  下水放流時の食品排水処理の考え方

神田隆; 橋本覚; 小林信彦

文献

J-GLOBAL ID：201202258409312041 整理番号：12A0826496

食品排水の処理技術と展望下水放流時の食品排水処理の考え方

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資料名：
巻： 41 号： 5 ページ： 91-93 発行年： 2012年05月01日
JST資料番号： S0991A ISSN： 0285-5380 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：解説発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

下水道普及率の上昇や消費地近郊の有利な立地の業種の増加により,食品工場の廃水処理施設からの下水放流が増加している。河川放流時とは異なる技術を用いて,低コストで運転管理の容易な,固定床式の廃水処理装置(回転児雷也)を中心にした廃水処理システムを確立した。この装置は槽内に担体を固定し,その表面上に微生物を保持する固定床型の生物膜式の廃水処理装置である。この装置は活性スラッジと比較して微生物相が多様であり,負荷変動,温度変動に強く,余剰スラッジの発生も少ない。比表面積の大きい担体を使用して槽内微生物量を増大させる一方,回転散気管は槽中央部を垂直に延びる主管と,そこから直角に接続する枝管から構成され,枝管上に配置されたノズルから散気が行われる。10~15kgBOD/m³-dという高負荷でも担体の閉塞なく,長期安定運転が可能である。

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下水,廃水の生物学的処理 , 廃水処理

引用文献 (4件)：

注1:須藤「廃水の生物処理に出現する微小動物について」日本農芸化学会誌Vo1.52(1978)No.R9-R20
注2:古崎・石用・中西「膜分離を用いた油脂分解微生物の培養と油脂分解特性に関する基礎的研究(II)」環境工学研究論文集・第35巻・1998
注3:Jiri Wanner「活性汚泥のバルキングと生物発泡の制御」P150-184技報堂出版(2000)
注4:同P217

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食品排水の処理技術と展望 下水放流時の食品排水処理の考え方

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