文献

J-GLOBAL ID：201202258422023571   整理番号：12A1348095

固体インプラント周囲の幹細胞/前駆細胞誘導性血管新生および酸素化のモデリング

Modeling Stem/Progenitor Cell-Induced Neovascularization and Oxygenation Around Solid Implants

著者 (3件)： JAIN Harsh Vardhan (Ohio State Univ., Ohio) ,  MOLDOVAN Nicanor I. (Ohio State Univ., Ohio) ,  BYRNE Helen M. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Tissue Engineering. Part C. Methods  (Tissue Engineering. Part C. Methods)
巻： 18  号： 7  ページ： 487-495  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W2256A  ISSN： 1937-3384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 薬物配送デバイスや人工器官など組織工学構築体やほかの医学応用のための固体インプラントは,適当に機能するために酸素を必要とする。最近著者らはナノ孔繊維により限られた重合体カプセルからなる,酸素感受性結晶を含む新規のモデルセンサーを開発した。このセンサーをヒドロゲルのみあるいはマウスCD117/c-kit+骨髄前駆細胞で埋め込んだヒドロゲルでマウスに移植し,移植片周囲での血管新生を刺激した。その結果10週以上にわたり,細胞処理群において対照群より高いレベルの移植周辺の酸素化が観察された。本論文では,10週に対応する移植周辺血管新生をシミュレートする,微分方程式として定式化した数学モデルを報告した。対照群に比較して細胞処理群では,幹細胞で生成したパラクリン刺激に応答しての脂質生成は血管新生を誘導することを示唆した。このモデルは更に幹細胞処理が,移植体の血管統合促進に用い得るかどうかの研究に用いた。

シソーラス用語： *数学モデル ,  ヒドロゲル ,  *血管新生 ,  酸素化 ,  *組織移植 ,  造血幹細胞 ,  バイオセンサ ,  *生体組織工学 ,  パラクリン
準シソーラス用語： 骨髄前駆細胞

分類 (2件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 固体 ,  インプラント ,  幹細胞 ,  前駆細胞 ,  血管新生 ,  酸素化 ,  モデリング