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J-GLOBAL ID：201202258429087834   整理番号：12A1717598

スピン交差とC-H結合活性化を示すCo(III)イミド

Co(III) Imidos Exhibiting Spin Crossover and C-H Bond Activation

著者 (3件)： KING Evan R. (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  SAZAMA Graham T. (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  BETLEY Theodore A. (Harvard Univ., Massachusetts, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 43  ページ： 17858-17861  発行年： 2012年10月31日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,熱誘起スピン交差を蒙り,C-H結合活性化に影響し,弱場ジピリナト基盤を特徴とするC(III)イミド錯体の合成を述べた。(^ArL)Co(py)(^ArLH=5-メシチル-1,9-(2,4,6-トリフェニルフェニル)ジピロメテン);py=ビリジン)の^tBuN₃(tert-ブチルアザイド)との反応は,室温下で常磁性で分離可能な三配位Coイミド錯体(^ArL)Co(N^tBu)を与えた。可変温度(VT)1H NMR分光法,VT結晶学,磁化率測定では,(^ArL)Co(N^tBu)は,S=0基底状態からS=2五重項状態への熱誘起スピン交差を蒙ることを明らかにした。また,(^ArL)Co(py)のメシチルアザイドとの反応は,分離可能なS=1末端イミド錯体を生成したが,ベンジルC-H活性化によりメタラシクロインドリン(^ArL)Co(κ²-NHC₆H₂-2,4-Me₂-6-CH₂)へ変換される。

シソーラス用語： *クロスオーバー効果 ,  *イミド錯体 ,  磁化率 ,  アジ化物 ,  *コバルト錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  常磁性 ,  陽子磁気共鳴 ,  結晶学 ,  基底状態 ,  多重項 ,  *化学反応 ,  *活性化 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *C-H活性化 ,  アザイド ,  インドリン誘導体 ,  *スピン交差 ,  ピロール誘導体 ,  五重項

分類 (3件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  (CF03070L) ,  原子核エネルギー準位  (BG02020D)

物質索引 (4件)： ビリジン ,  メシチルアザイド ,  tert-ブチルアザイド ,  2-[α-[5-(2,4,6-トリフェニルフェニル)-2H-ピロール-2-イリデン]-2,4,6-トリメチルベンジル]-5-(2,4,6-トリフェニルフェニル)-1H-ピロール

タイトルに関連する用語 (5件)： スピン交差 ,  C-H結合 ,  活性化 ,  CO ,  イミド