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J-GLOBAL ID:201202258482390085   整理番号:12A0802811

大震災と環境への取り組み 放射能汚染土壌の大量その場除染技術の開発

著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 443-446  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: F0134A  ISSN: 0387-1037  CODEN: CMNGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東電福島原発から大気中に放出された放射性セシウムは,セシウムイオンとなって水に溶け込み,現在は土壌中の粘土成分の中に化学的に安定に固定されていると考えられる。したがって土壌中の粘土成分だけを除去できれば除染は可能となる。粘土は2μm以下の微細粒子であるが,土壌中では数十μmの凝集粒子として挙動していると思われる。除染技術の開発に着手したのは,技術背景と,独自に開発した濾過・濃縮技術を持っているからである。汚染土壌を水洗し得られた泥水から粘土粒子を除去する方法でも,液中のセシウムイオンを吸着剤に吸着させて除去する方法でも,最大の技術課題は水中の粘土微粒子を効率よく分離回収することである。開発した炉過・濃縮技術では,現在広く使われているフィルタープレスに比べてはるかにコンパクトで,薬剤の添加なしでもフィルタープレスをしのぐ高濃度まで濃縮が可能である。われわれはこの濾過・濃縮技術を核として,発電機も含めて小型トラックに積めて1日(8h)の処理量が5tを超す装置の開発を進め,ほぼ狙い通りの成果を上げつつあるので以下に紹介した。本稿では,新規濾過濃縮装置(デカフ),デカフを用いた除去装置の開発などについて解説した。
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分類 (3件):
分類
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自然災害  ,  原子炉安全一般  ,  ろ過,遠心分離 
タイトルに関連する用語 (5件):
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