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J-GLOBAL ID:201202258497333290   整理番号:12A0419593

高分子電解質間相互作用による高分子電解質多層中の奇遇から偶奇効果への温度誘起転移

Temperature-Induced Transition from Odd-Even to Even-Odd Effect in Polyelectrolyte Multilayers Due to Interpolyelectrolyte Interactions
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 1234-1243  発行年: 2012年02月02日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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液体セル中でポリスチレンスルホン酸(PSS)のナトリウム塩とポリアリルアミン塩酸塩(PAH)由来の高分子電解質多層(PEM)の直線的成長を観測した。ケイ素ウエハ上に反対荷電高分子電解質の逐次吸着によって設計した析出温度でNaClを含有したそれぞれのPE溶液からPEMを調製し,多層角度ゼロ偏光解析法によって特性化した。塩含有量は1~4モル%/l NaCl,析出温度は20~55°C間で調整した。直線的成長レジームで,最外殻層を調べた。低温で,頭頂PSS層は頭頂PAH層の二倍もの厚さ(奇遇効果)であり,屈折率測定によって確認した通り両種類の頭頂高分子電解質層に対するそれぞれの単量体体積と同じ含水量で一致している。加熱すると,ポリカチオン/ポリアニオン二分子層の厚さは増加する。交差する温度を超える温度について,頭頂PAH層は頭頂PSS層よりも厚い(偶奇効果)。同時に,それぞれの頭頂層の屈折率は緻密PSS層と膨潤PAH層を指示する。昇温と高塩濃度条件で,第二の力が静電力に比較して重要性を取得する:それゆえ,奇遇から偶奇効果への転移が起こり,同様に先の記述(M.Cornelsenら,Macromolecules 2010,43,4300)のように乾燥すると縮減膜安定性が起こる。偏光解析法データは溶液中8.6nmを超えるPAH/PSS層対が空気中で不安定であることを指示した。
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高分子固体の構造と形態学 
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