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J-GLOBAL ID:201202258527042539   整理番号:12A0379401

プロポホールはラット一次知覚求心で軸索興奮性を低下する

Propofol decreases the axonal excitability in rat primary sensory afferents
著者 (5件):
資料名:
巻: 90  号: 9-10  ページ: 343-350  発行年: 2012年02月27日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究は,プロポホールにより誘導される末梢感覚神経興奮性の変化を検討することを目的にした。齧歯類伏在神経の最近報告されたin vitroモデルで,閾値追跡法(QTRAC)を用い,プロポホールにより生じたAβ-線維の軸索神経興奮性の変化を測定した。10μMol,100μMolと1000μMolの濃度を試験した。潜在性,ピーク反応,力-継続時間常数(τSD)および感覚ニューロン活動電位の回復サイクル(SNAP)を記録した。結果は,プロポホールが,in vitroでラット一次知覚求心の神経興奮性を低下することを示した。潜在性は,濃度の増加により増加した(0μMol:0.96±0.07ms;1000μMol:1.10±0.06ms,P<0.01)。また,プロポホールは,回復サイクル中に有意に(P <0.01),相対的な不応期を延長し(0μMol:1.79±1.13ms;100μMol:2.53±1.38ms,P<0.01),超興奮性(0μMol:-14.0±4.0%;100μMol:-9.5±5.5%)と亜興奮性(0μMol: 7.5±1.2%; 1000μMol: 3.6±1.2)を低下した。結果は,プロポホールがト一次知覚求心の神経興奮性を低下することを示す。閾値追跡法は,軸索電位開放イオンチャンネルが,プロポホールにより影響され,これにより,少なくとも部分的に,より初期に報告されている鎮痛効果に関わることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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中枢神経系作用薬一般  ,  神経の基礎医学 
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