抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アメリカで第6位の食品企業(本社:ミネソタ州ミネアポリス)である標記企業のサステイナビリティに対する経営政策について紹介した。既に1930年代にリサイクルした紙箱を用いている同社はサステイナビリティを「次世代のニーズ対処能力を危うくすることなく現世代のニーズに対処する」ことと定義し,同社が依拠する天然資源を保護,保全することを企業の使命とした。さらに消費者ロイヤルティ,社会的信用及びシェアホルダーの価値を構築し,サステイナビリティを企業戦略,事業経営及び製品に統合するとしている。2005年以降,水,エネルギー,温室効果ガス及び固形廃棄物の分野で環境サステイナビリティ目標を設定しているが,新たに2010年に同社は北米事業及び包装材料の数量を含めたより野心的な目標を設定した。即ち,2015年までに同社は,水の使用量20%減,固形廃棄物発生50%減,エネルギー使用20%減,温室効果ガス排出20%減,製品1ポンド当り輸送燃料量35%減,パッケージング容量40%改善,することを目標とした。現在既に水,固形廃棄物及びパッケージングで目標の半ば以上を達成している。