文献

J-GLOBAL ID：201202258694254149   整理番号：12A0612566

スペーサ組立構造を有する燃料棒束の流れシミュレーションのための乱流モデルに対するCFD評価

CFD evaluation of turbulence models for flow simulation of the fuel rod bundle with a spacer assembly

著者 (5件)： LIU C.c. (Inst. of Nuclear Engineering and Sci., National Tsing Hua Univ., 101, Sec. 2, Kuang-Fu Rd., Hsinchu 30013, Taiwan) ,  FERNG Y.m. (Inst. of Nuclear Engineering and Sci., National Tsing Hua Univ., 101, Sec. 2, Kuang-Fu Rd., Hsinchu 30013, Taiwan) ,  FERNG Y.m. (Dep. of Engineering and System Sci., National Tsing Hua Univ., Hsinchu, Taiwan) ,  SHIH C.k. (Inst. of Nuclear Engineering and Sci., National Tsing Hua Univ., 101, Sec. 2, Kuang-Fu Rd., Hsinchu 30013, Taiwan) ,  SHIH C.k. (Dep. of Engineering and System Sci., National Tsing Hua Univ., Hsinchu, Taiwan)
資料名： Applied Thermal Engineering  (Applied Thermal Engineering)
巻： 40  ページ： 389-396  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： E0667B  ISSN： 1359-4311  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子炉冷却剤システム内部で起こる安全性関連現象を記述するために原子炉安全性(NRS)解析において計算流体力学(CFD)の利用が増加している。本報告では格子の調製,壁面の処理及び境界条件の適切な定義等のCFDシミュレーション結果に大きな影響を与える数値的問題の結果について示した。高品質の数値計算格子を用いて棒束のサブ流路内の複雑性旋回流に対する適切な乱流モデルの選択について調べた。種々の乱流モデルの性能を燃料束内のNusselt数分布の計算により評価した。近傍-壁面関数を使用しない場合に乱流モデルから求めたNusselt数に対する横方向と軸方向の分布の数値的及び実験的結果の比較は十分に良いとは言えないが,支持格子に近い位置での近傍-壁面関数を用いて実現可能なκ-epsilonモデルによる数値シミュレーションと実験的測定との間には一致が見られた。この考察の結果として,原子炉冷却剤システムに対する最も適切な乱流モデル及び最も強力な壁面処理の決定を可能とすることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *原子炉冷却系 ,  スペーサ ,  組立 ,  燃料集合体 ,  シミュレーション ,  *乱流モデル ,  計算流体力学 ,  性能評価 ,  Nusselt数
準シソーラス用語： 原子炉冷却材システム ,  *流れシミュレーション ,  CFD【流体力学】

分類 (4件)： 原子炉熱力学  (MD02030Q) ,  原子炉炉心・制御系  (MD04020T) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C) ,  水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (6件)： スペーサ ,  組立構造 ,  燃料棒束 ,  流れシミュレーション ,  乱流モデル ,  評価