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J-GLOBAL ID:201202258743487391   整理番号:12A0822500

ゴーストシュリンプ(Neotrypaea californiensi)の単一の巣穴系の周囲における脱窒と窒素固定のダイナミクス

Denitrification and Nitrogen Fixation Dynamics in the Area Surrounding an Individual Ghost Shrimp (Neotrypaea californiensis) Burrow System
著者 (4件):
資料名:
巻: 78  号: 11  ページ: 3864-3872  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生物攪乱されている堆積物では,脱窒が増加し,固定化された窒素が消失していると考えられているが,すべての窒素が環境から消失しているわけではなく,微生物によるN2固定によりいくらかの窒素は系に戻ってくる。Neotrypaea californiensisは枝別れのある深い(約80cm)巣穴系を築く。カリフォルニア州サンタカタリナ島の潮間帯潟にて,N.californiensisの巣穴系付近の脱窒活性とN2固定活性を調べた。野外調査の他に,狭い水槽(15cm×20cm×5cm)における1匹のN.californiensisの巣穴付近の脱窒とN2固定を詳細に測定した。1.5cm格子で採取したサンプルの脱窒活性とN2固定活性を同時に測定して,その強度と分布を2次元で表した。水槽の結果から,脱窒とN2固定の両方とも巣穴の周囲にまだらに分布しており,堆積物の深さと巣穴からの距離の間には明らかな相関は無いことが示された。野外調査での平均脱窒速度は生物攪乱されていない領域よりも生物攪乱されている領域の方が低かった。しかし,測定毎の変動が非常に大きかった。野外での脱窒の結果を以前に報告された同潟でのN2固定速度と比較したところ,生物攪乱されていない領域では深さ(10cm)で積分された脱窒速度はN2固定速度よりも9から50倍高かった。生物攪乱された堆積物中では,年数や生物攪乱の程度に依存してではあるが,脱窒で消失した窒素の約6.2%がN2固定に相当することが示唆された。
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分類 (1件):
分類
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個生態学 

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