文献

J-GLOBAL ID：201202258780047539   整理番号：12A0395515

(ES)-形ポリアニリン/セリウム(III)-硝酸塩-6水和物複合体の合成,キャラクタリゼーションおよび誘電挙動

Synthesis, characterization and dielectric behavior of (ES)-form polyaniline/cerium(III)-nitrate-hexahydrate composites

著者 (5件)： OZKAZANC Ersel (Dep. of Physics, Kocaeli Univ., 41380 Kocaeli, TUR) ,  ZOR Sibel (Dep. of Chemistry, Kocaeli Univ., 41380 Kocaeli, TUR) ,  OZKAZANC Hatice (Dep. of Chemistry, Kocaeli Univ., 41380 Kocaeli, TUR) ,  GUNEY H. Yuksel (Dep. of Physics, Kocaeli Univ., 41380 Kocaeli, TUR) ,  ABACI Ufuk (Dep. of Physics, Kocaeli Univ., 41380 Kocaeli, TUR)
資料名： Materials Chemistry and Physics  (Materials Chemistry and Physics)
巻： 133  号： 1  ページ： 356-362  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： E0934A  ISSN： 0254-0584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,化学的に合成したポリアニリン(PANI)とそのセリウム(III)-硝酸塩-6水和物(Ce(NO₃)₃ 6H₂O)を種々のドーピングレベルでドープした複合体の形態,熱および誘電特性を調べた。PANIのエメラルジン塩(ES)-形の特性バンドがUV-可視(UV-vis)およびFourier変換赤外(FTIR)分光法において明確に観測される。示差走査熱量測定(DSC)で行われた熱分析から,約70°Cにガラス転移があり,ドーピングプロセスが高分子の熱安定性を増大させることを示した。走査電子顕微鏡(SEM)で調べた表面形態には,ドーピングレベルに依存する種々のミクロ構造が観測された。実の誘電定数は,特に高い周波数でのドーピングレベルの増加による顕著な減少を示す。すべての試料に対して通常のモデルが完全な描像を出すことができないとき,PANIとその複合体の伝導機構を普遍的べき乗則で調べた。10%ドープPANIの伝導性に,300,350および400Kのそれぞれに対して,45,35および30倍までの劇的な増大が見られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリアニリン ,  *セリウム化合物 ,  *硝酸塩 ,  *水和物 ,  *複合体 ,  *化学合成 ,  *キャラクタリゼーション ,  *誘電性 ,  形態 ,  熱特性 ,  エメラルジン塩基 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  赤外吸収スペクトル ,  示差走査熱量測定 ,  ガラス転移 ,  ドーピング ,  熱安定性 ,  走査電子顕微鏡 ,  微細構造 ,  誘電率 ,  法則
準シソーラス用語： *硝酸セリウム ,  *誘電特性 ,  FTIRスペクトル ,  ミクロ構造 ,  誘電定数 ,  べき乗則

分類 (1件)： 物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (8件)： Es ,  ポリアニリン ,  セリウム ,  硝酸塩 ,  水和物 ,  複合体 ,  キャラクタリゼーション ,  挙動