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J-GLOBAL ID:201202258865373303   整理番号:12A0771336

ホモ-かヘテロシントンか? ピラジンカルボキシアミドと付加的水素結合サイトをもつ種々のカルボン酸から誘導した新しい共晶系列の結晶学研究

Homo- or Heterosynthon? A Crystallographic Study on a Series of New Cocrystals Derived from Pyrazinecarboxamide and Various Carboxylic Acids Equipped with Additional Hydrogen Bonding Sites
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資料名:
巻: 12  号:ページ: 2533-2542  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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付加的水素結合基をもつ種々のカルボン酸,バニリン酸(VA),没食子酸(GA),1-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸(1HNA,)およびインドール-2-カルボン酸(I2CA)とピラジンカルボキシアミド(PZA)による4種類の共晶を合成し,それらの結晶構造を研究した。PZA-VAやPZA-GAの共晶はそれらの単結晶構造中に酸-酸とアミド-アミドホモシントンの存在を示しているが,PZA-1HNA系では酸-ピリジンヘテロシントンの他にアミド-アミドホモシントンも観測された。PZA-I2CAの場合は酸-アミドヘテロシントンが観測された。酸-アミドヘテロシントンはホモシントンと比べてエネルギー的に優勢なので,PZA-VAやPZA-GAにおける酸-酸およびアミド-アミドホモシントンの存在は注目に値する。一般に,ホモシントン(アミド-アミド)の方がヘテロシントン(酸-アミド)より多く観測されている。PZA-カルボン酸の共晶ではなぜホモシントンが優勢なのか説明するのは難しい。PZAの立体配座はお互いにほぼ同じであるから,他に何か理由があるはずである。PZA-I2CAは4つの実験試料中で最高の融点(216°C)と最低の安定度を示しているので,PZA-I2CAの結晶構造にはより強い酸-アミドヘテロシントンが存在しているかもしれない。
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  分子化合物の結晶構造 
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