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J-GLOBAL ID:201202258984607312   整理番号:12A0670376

リボソームにおけるペプチド結合形成の機構に関する量子力学的研究

Quantum-Mechanical Study on the Mechanism of Peptide Bond Formation in the Ribosome
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号: 13  ページ: 5817-5831  発行年: 2012年04月04日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リボソームは遺伝子にコードされている遺伝情報をタンパク質に変換する場である。近年ではリボソームに関する研究が大きく進展したが,ペプチド結合の形成機構や触媒能力の起源については分かっていない。本研究では,リボソーム内でのペプチド合成の機構について,M06-2X密度汎関数を用いて量子力学的に検討した。溶液内の無触媒プロセスを,SMD溶媒和モデルを用いて処理し,協調した2段階の機構について調べた。その結果,リボソーム内で無触媒プロセスが起こった時に,両性イオン性中間体は認められなかった。プロトンシャトルの機構は,A2451 2’-OHおよび2つの結晶学的水分子の参加を介してのみ効率的であることが示唆された。溶液中およびリボソーム中の機構は異なることが示され,この違いによりリボソームの効率的な触媒的役割の起源が示唆された。
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  分子構造 
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