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J-GLOBAL ID:201202259013532614   整理番号:12A0097254

太陽光発電大量導入時の一機無限大母線系統の過渡安定度解析

Transient Stability Study of One-Machine-to-Infinite-Bus Power System under Large Penetration of PV Generation
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 9-15 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電力系統の過渡安定度へのPVの影響を明らかとするため,電力系統モデルとして最も基本的な一機無限大母線系統を対象に,PVの導入に伴う在来発電機の運用条件や瞬時電圧低下によるPVの脱落の有無など様々の解析条件で臨界事故除去時間(CCT:Criticaj Cleafing Time)を求め,考察を加える。PVの導入された系統での同期慨出力を算出するPカーブの式を導出し,様々な解析条件で第1波の過渡安定度に対するCCTを算出した。 CCTの算出結果からは,送電電力を一定とすれば,PVの出力が大きくなるほどCCTが良くなり,第1波の過渡安定度が向上することや,PV導入時の同期機の運用方針やPV出力の大小,送電電力の運用方針などがCCTへ与える影響が明らかとなった。これらの傾向のほとんどはPカーブの式から説明できる。たとえば,導出した式よりPVの運転継続では,PV脱落に比べ同期機出力がPVの出力によって小さくなるので減速エネルギーが少なくなり安定度が悪化することがわかる。 PVが大量導入された系統での過渡安定度の傾向は,本論文の結果よりほぼ明確になったと言える。
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分類 (1件):
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電力系統一般 
引用文献 (17件):
  • (1) 上村 敏: 「需要地系統のための基礎検討—電圧変動から見た需要地系統の構成—」, 電中研研究報告, T99042 (2000-3)
  • (2) H. Kobayashi and A. Suzuki: “Development Trend and Subjects of New Distribution Network Technology”, IEEJ Trans. PE, Vol. 124, No. 4, pp. 517-520 (2004-4) (in Japanese)
  • 小林広武・鈴木啓彦: 「新しい配電ネットワーク技術の開発動向と課題」, 電学論B, Vol. 124, No. 4, pp. 517-520 (2004-4)
  • (3) S. Achilles, S. Schramm, and J. Beblic: “Transmission System Performance Analysis for High-Penetration Photovoltaics”, NREL/SR-581-42300 (2008-2)
  • (4) Y. T. Tan and D. S. Kirshen: “Impact on the Power System of a Large Penetration of Photovoltaic Generation”, Power Engineering Society General Meeting, 2007, IEEE (2007-6)
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