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J-GLOBAL ID:201202259038005023   整理番号:12A0542461

アルミナセラミックの耐熱衝撃性の評価

Evaluation of Thermal Shock Resistance of Alumina Ceramics
著者 (2件):
資料名:
巻: 492  ページ: 333-336  発行年: 2012年 
JST資料番号: D0744C  ISSN: 1013-9826  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アルミナは,常圧1600°C焼結品(2.95μm)を使用,試験片を所定温度に加熱後,2つの方法,すなわち,空気中急冷,水中急冷により熱衝撃を与え,その前後における曲げ強さの変化から試験片の耐熱衝撃性を評価した。空気中急冷の場合は,試験片を所定温度の炉に2分間保持後,所定の温度の空気流中に1分間維持した。温度差は800°Cとした。この熱サイクルを繰り返した。水中急冷の場合は,温度差300°C,600°Cおよび800°Cに設定し,熱サイクルを2~30回繰返し,曲げ強さの変化を調べた。試験の結果次のような傾向があることが分かった。1)空気中急冷の場合は,曲げ強さに及ぼす急冷による熱衝撃の影響は限定的であるが,水中急冷の場合は,かなりの強度低下が起こる。300°Cの温度差で試験片の強度は急激に低下する。2)熱サイクル試験において,急激に強度が低下した後は,残留強度はほぼ一定となる。3つの温度差におけるアルミナの損傷の度合いは,ΔT800°C>ΔT600°C>ΔT300°Cの順である。従って,水中急冷による熱衝撃前後の強度変化を指標としてアルミナセラミックの耐熱衝撃性を評価できることが分かった。
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分類 (2件):
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セラミック材料試験  ,  セラミック材料 
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