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J-GLOBAL ID：201202259078846454   整理番号：12A0372878

コフィリン活性化は興奮毒性ニューロン死時のミトコンドリアへのBax輸送を仲介する

Cofilin activation mediates Bax translocation to mitochondria during excitotoxic neuronal death

著者 (8件)： POSADAS Inmaculada (Universidad de Castilla-La Mancha, Albacete, ESP) ,  POSADAS Inmaculada (CIBERNED, ESP) ,  PEREZ-MARTINEZ Francisco C. (S.L. Parque Cientifico y Tecnologico. Albacete, ESP) ,  GUERRA Javier (S.L. Parque Cientifico y Tecnologico. Albacete, ESP) ,  GUERRA Javier (Universidad de Castilla-La Mancha, Ciudad Real, ESP) ,  SANCHEZ-VERDU Prado (Universidad de Castilla-La Mancha, Ciudad Real, ESP) ,  CENA Valentin (Universidad de Castilla-La Mancha, Albacete, ESP) ,  CENA Valentin (CIBERNED, ESP)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 120  号： 3/4  ページ： 515-527  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 興奮毒性ニューロン死時にはBaxがミトコンドリアへ移動するが,その機構は解明されていない。本研究では,siRNAを用いて初代ラット皮質ニューロンからコフィリンをノックダウンし,興奮毒性ニューロン死に対する影響を検討した。NMDAは皮質ニューロンにおけるBax輸送とアポトーシス及びコフィリン脱リン酸を誘導した。脱リン酸コフィリンはミトコンドリアに移動し,NMDA受容体活性化後にBaxと結合した。コフィリンのノックダウンにより,ミトコンドリアへのBax輸送とNMDA誘発ニューロン死が阻止された。これらの結果から,脱リン酸によるコフィリ活性化がNMDA仲介による興奮毒性ニューロン死の重要な初期段階であることが示唆された。

シソーラス用語： ラット ,  *ニューロン ,  培養細胞 ,  *アクチン結合タンパク質 ,  Baxタンパク質 ,  デンドリマ ,  神経毒性 ,  siRNA ,  膜電位 ,  カスパーゼ ,  *大脳皮質 ,  細胞内輸送 ,  遺伝子ターゲティング ,  脱リン酸 ,  分子間相互作用 ,  免疫沈降反応 ,  酵素活性度 ,  NMDA受容体 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第二アミン
準シソーラス用語： *コフィリン ,  ミトコンドリア膜電位 ,  遺伝子ノックダウン ,  興奮毒性 ,  蛋白質相互作用 ,  *皮質ニューロン

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  中枢神経系  (EJ12030F) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： NMDA

タイトルに関連する用語 (8件)： コフィリン ,  活性化 ,  興奮毒性 ,  ニューロン ,  ミトコンドリア ,  BAX ,  輸送 ,  仲介