樹状細胞機能を障害し適応免疫を逃れるために病毒性サルモネラ菌によって利用される機構

BUENO Susan M.; RIQUELME Sebastian; RIEDEL Claudia A.; RIEDEL Claudia A.; KALERGIS Alexis M.; KALERGIS Alexis M.; KALERGIS Alexis M.

文献

J-GLOBAL ID：201202259132062413 整理番号：12A1321642

樹状細胞機能を障害し適応免疫を逃れるために病毒性サルモネラ菌によって利用される機構

Mechanisms used by virulent Salmonella to impair dendritic cell function and evade adaptive immunity

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資料名：
巻： 137 号： 1 ページ： 28-36 発行年： 2012年09月
JST資料番号： H0768A ISSN： 0019-2805 CODEN： IMMUAM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

病原体特有の細胞構成分子を認識し,自然免疫と適応免疫を関連づける役割をもつ樹状細胞(DCs)の機能を撹乱して感染を成立させる病原体側のメカニズムに関する簡潔な総説。ここでは病毒性のサルモネラ菌に焦点を当て,この菌がDCsの機能を損ねて適応免疫による攻撃を免れる機構について最近の研究をまとめた。DCsへの取り込みの阻害,リソソーム内での分解に対する抵抗性,MHC分子上への抗原提示の抑制,などが特徴的な戦略であること,これらはサルモネラ菌により産生される蛋白質因子によって引き起こされること,などを中心に述べた。

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微生物感染の生理と病原性 , 生体防御と免疫系一般

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