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J-GLOBAL ID:201202259213055152   整理番号:12A0562195

カルコンであるフラボカワインBは細胞内ROS産生とAkt/p38 MAPKシグナル伝達経路のダウンレギュレーションを介してヒト口腔癌HSC-3細胞においてG2/M細胞周期停止とアポトーシスを誘導する

The Chalcone Flavokawain B Induces G2/M Cell-Cycle Arrest and Apoptosis in Human Oral Carcinoma HSC-3 Cells through the Intracellular ROS Generation and Downregulation of the Akt/p38 MAPK Signaling Pathway
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巻: 60  号:ページ: 2385-2397  発行年: 2012年03月07日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ゲットウ(Alpinia pricei)由来の天然カルコンであるフラボカワインB(FKB)の抗口腔癌作用を解析した。FKBでヒト口腔癌細胞HSC-3を処理すると,細胞生存が阻害され,サイクリンA/B1,Cdc2,Cdc25Cの濃度低下によりG2/M期で細胞周期停止とアポトーシスが発生した。同処理で,Fas活性と種々のプロカスパーゼの切断が増加し,これにはミトコンドリア,デス受容体,小胞体ストレスの各経路が関与していた。FKBによるアポトーシスは活性酸素種産生によるもので,抗酸化剤N-アセチルシステインはFKBの作用を阻害した。FKBはAkt/p38 MAPKのりん酸化をダウンレギュレートし,Akt/p38 MAPK阻害剤は細胞周期停止を誘導した。同阻害剤とFKBの併用で細胞数が減少した。以上の結果は,FKBがAktとp38 MAPK経路を破壊していることを示す。
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