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J-GLOBAL ID：201202259274310058   整理番号：12A0689915

大気PM試料中のCrスペシエーションに及ぼす潮解性とpHの影響

The Impact of Deliquescence and pH on Cr Speciation in Ambient PM Samples

著者 (5件)： TORKMAHALLEH Mehdi Amouei (Clarkson Univ., New York, USA) ,  LIN Lin (Clarkson Univ., New York, USA) ,  HOLSEN Thomas M. (Clarkson Univ., New York, USA) ,  RASMUSSEN Don H. (Clarkson Univ., New York, USA) ,  HOPKE Philip K. (Clarkson Univ., New York, USA)
資料名： Aerosol Science and Technology  (Aerosol Science and Technology)
巻： 46  号： 6  ページ： 690-696  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： H0030B  ISSN： 0278-6826  CODEN： ASTYDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米国北東部で収集された浮遊粒子状物質(PM)のフィルタ試料中のクロムのスペシエーションに及ぼす潮解性とpHの影響を調べた。潮解性相対湿度(DRH)及び大気中の粒子試料について決定された液体水の質量は硫酸アンモニウム及び硝酸アンモニウムについて報告された以前の値と良好な一致を示し,これら2種類の塩がこの粒子試料中の潮解性を支配していることが示唆された。Cr(VI)の損失は酸性側のpHにおいてCr(III)の安定化と共に最大で85%まで顕著に増加する。塩基性pH条件下では,潮解性の増加によってCr(VI)の損失が増加し,相対湿度(RH)が96%において最大で33%の減少が観測された。大気PMの質量範囲にわたってCr(III)とCr(Vi)相互間の交換について何らの統計的に有意な相違は観測されなかった。炭酸水素ナトリウム,重クロム酸カリウム,及び硝酸クロムのDRHはそれぞれ91%,94%,及び52%であった。

シソーラス用語： *クロム ,  スペシエーション ,  pH【水素イオン指数】 ,  アメリカ北東部 ,  *浮遊粒子状物質 ,  *相対湿度 ,  硫酸アンモニウム ,  硝酸アンモニウム ,  六価クロム ,  炭酸水素ナトリウム ,  カリウム化合物 ,  二クロム酸塩 ,  クロム化合物 ,  硝酸塩 ,  重金属汚染 ,  大気汚染
準シソーラス用語： 三価クロム ,  重クロム酸カリウム ,  硝酸クロム ,  潮解性

分類 (3件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 大気 ,  Pm ,  試料 ,  Cr ,  スペシエーション ,  潮解 ,  pH