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J-GLOBAL ID:201202259279555261   整理番号:12A1778098

水熱合成から得られるビスマスイリジウム酸化物酸素発生触媒

Bismuth Iridium Oxide Oxygen Evolution Catalyst from Hydrothermal Synthesis
著者 (12件):
資料名:
巻: 24  号: 21  ページ: 4192-4200  発行年: 2012年11月13日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Na2O2共存下,NaBiO3・2H2OとIrCl3・5H2Oの水酸化ナトリウム溶液の一段階水熱合成(240°C)によりパイロクロールBi2Ir2O7を合成し,そのキャラクタリゼーションを行った。反応媒質として5MNaOH溶液を用いた場合,平均結晶サイズ10nm,表面積約46m2g-1の多結晶Bi2Ir2O7粉末が得られた。粉末中性子回折法による構造決定から,化学量論的パイロクロールが得られ,酸化物イオンの欠陥が存在する証拠は認められなかった。両金属のLIII吸収端に対するXANESスペクトルからは,BiはBi3+としてのみ存在するが,イリジウムの場合は+4をわずかに超える酸化状態の存在が明らかになった。これはイリジウムの表面酸化状態がいくつか存在することを示唆する。このことはX線光電子分光法によっても確認できた。磁化率の温度依存性からBi2Ir2O7は2Kまで常磁性であり,電導度の温度依存性からは本系が金属的であることが分かった。粉末イリジウム酸塩とNafion溶液から作製した回転円板電極上での電気化学試験からは,本物質が酸性溶液中で酸素発生活性を有することを示した。その活性はもっとも活性の強い貴金属酸化物に匹敵し,その再現性は1000サイクル以上でも保持され,堅固な電極であることを示した。
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  電気化学反応 
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