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J-GLOBAL ID：201202259295071703   整理番号：12A0706492

ウシ血清アルブミンを含む人工唾液中のチタン表面のTiO₂ナノチューブの電気化学的挙動

Electrochemical behaviour of TiO₂ nanotube on titanium in artificial saliva containing bovine serum albumin

著者 (5件)： LIU C. L. (Chongqing Univ. Technol., Chongqing, CHN) ,  WANG Y. J. (Chongqing Univ. Technol., Chongqing, CHN) ,  WANG M. (Chongqing Univ. Technol., Chongqing, CHN) ,  HUANG W. J. (Chongqing Univ. Technol., Chongqing, CHN) ,  CHU P. K. (City Univ. Hong Kong, HKG)
資料名： Corrosion Engineering, Science and Technology  (Corrosion Engineering, Science and Technology)
巻： 47  号： 3  ページ： 167-169  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： B0684A  ISSN： 1478-422X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン基材を,0.5wt%のフッ化水素酸中で,10,15,20Vで,30分陽極処理し,表面を観察した。また,これを試料として,ウシ血清アルブミン(BSA)を5g/Lの濃度で含む人工唾液中で,37°Cで,動電位法の分極試験と電気化学インピーダンス法で,腐食挙動を研究して,機械的に研磨したチタン場合と比較した。チタンの表面にナノチューブ状のTiO₂の層が観察された。その径が分極挙動の制御に大きな役割を果たした。TiO₂ナノチューブの存在は耐食性を向上し,腐食電流密度を低減した。ナノチューブは,機械的に研磨したチタンよりも,BSAの吸着に有利に作用し,TiO₂のナノチューブ層の耐食性の顕著な増加をもたらした。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *ナノチューブ ,  *電気化学的挙動 ,  *チタン ,  表面 ,  口腔用薬 ,  血清アルブミン ,  *陽極酸化処理 ,  フッ化水素 ,  *酸化膜 ,  耐食性 ,  腐食電流 ,  電流密度 ,  吸着 ,  *歯科インプラント材
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  フッ化水素酸 ,  人工唾液 ,  *二酸化チタン

分類 (3件)： 化成処理  (WC08050J) ,  防食  (WB03040M) ,  歯科材料  (GT06000B)

タイトルに関連する用語 (6件)： ウシ血清アルブミン ,  人工唾液 ,  チタン ,  TiO2 ,  ナノチューブ ,  電気化学的挙動