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J-GLOBAL ID:201202259398734751   整理番号:12A1222883

抗原の免疫磁気分離におけるファージディスプレイにより同定した抗体模倣ペプチドの潜在的な応用

Potential application of antibody-mimicking peptides identified by phage display in immuno-magnetic separation of an antigen
著者 (6件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 213-220  発行年: 2012年10月31日 
JST資料番号: A0456C  ISSN: 0168-1656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトIgG(hIgG)に対してファージディスプレイを5回のバイオパンニングにより実施した。各回はそれぞれ,1)hIgG被覆磁性ビーズ上におけるファージディスプレイされた12-merのペプチド配列ライブラリーのインキュベーション,2)非結合ファージの洗浄,3)結合ファージの溶出,であった。溶出したファージを陽性クローンのプールを濃縮するために増幅したか,あるいは増幅せずに次の回に提供した。ELISAによってhIgGに特異的な結合親和性を示す4つのクローン(F9,D1,G5およびA10)を同定した。これらの中でF9は従来の抗hIgG抗体(0.66nM)より1桁だけ低い最も高い親和性(Kd=6.2nM)をもっていた。選択したクローンのDNA配列に続いて,4つの12-merペプチドを化学合成した。それらの中でD1ペプチドはSPRバイオセンサ測定によってhIgGに最も高い結合親和性を示した。このペプチドを生物機能性磁気ビーズに結合し,その免疫結合活性を磁気ビーズに固定化した従来の抗体と比較した。ペプチド被覆磁気ビーズのmol-mol結合効率は抗体被覆磁気ビーズより約1000倍低かった。結果は,ファージディスプレイ技術により同定した抗体模倣ペプチドの抗原の免疫磁気分離に対する使用の実現可能性を示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  生物学的機能 

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